「え?また切迫早産…?しかも今回は入院!?」1人目の時は自宅安静だけでしたが、2人目は31週で突然の入院宣告を受けました。
同じ「切迫早産」でも状況によって、自宅安静でOKな場合と、そのまま入院になるケースがあります。
本記事では、自宅安静と入院のどちらも経験した私が、入院の基準や病院での判断ポイントなどリアルな情報をお届けします!
今、不安でいっぱいのママがいたら少しでもヒントになればうれしいです♡
切迫早産とは早産になりかけている状態
本来、赤ちゃんは妊娠37週以降~42週未満(正産期)に生まれるのが理想です。しかし、それより前に生まれることを「早産」といいます。
切迫早産とは、このまま放っておくと赤ちゃんが予定より早く生まれてしまうかもしれない状態、つまり早産になる可能性が高いことを指します。

切迫早産の原因
一般的に下記のような原因が考えられると言われています👇
🦠 1. 感染症
膣や子宮の中に菌が入り、炎症を起こして子宮が収縮することで切迫早産につながります。代表的なものに「絨毛膜羊膜炎」があります。
📏 2. 子宮頸管無力症
子宮収縮がなくても子宮口が開いてしまう状態で、赤ちゃんを支えきれなくなるため切迫早産のリスクが高まります。
👶 3. 双子や三つ子などの多胎妊娠
お腹に赤ちゃんが2人以上いると、子宮が過度に大きくなるので収縮しやすくなり、切迫早産の原因となります。双胎妊娠では約半数が早産になると言われています。
💧 4. 羊水が多すぎる
羊水の量が多いと、子宮が大きくなって収縮が起こりやすくなります。
🔁 5. 過去に切迫早産や早産を経験した
過去に切迫早産や早産をしていると、再び切迫早産になる可能性が少し高くなると言われています。
🧘♀️ 6. ストレスや体への負担
激しい運動や長時間の立ち仕事、睡眠不足なども切迫早産の引き金になることがあります。ストレスや疲労は血流障害を引き起こし、子宮収縮を促進します。
🚭 7. 喫煙や飲酒
タバコは胎盤や子宮に悪影響を与えるため、早産リスクを高めるとされています。また、飲酒も胎児への影響を通じて切迫早産リスクを高めます。
とはいえ、個人的には体質もあると思っています。どれだけ気を付けていても、切迫早産になりやすいママも居るので、「何が悪かったんだろう…」とあまり自分を責めないでくださいね🌱
私は自覚症状が全くなく出血がなければ気づきませんでした…
切迫早産の入院基準
妊娠週数や産院の方針によって異なると思いますが、問診や診察で聞かれたことや、同じように切迫早産で入院となったママさんと話す中で知り得た情報をまとめました✏️

①子宮頸管の長さ
切迫早産を診断するのに重要な指標の1つです!ちなみに私の場合は、
1人目の時は27週で24mm→自宅安静 2人目は31週で20mm→入院となりました。
私の産院では、20mmが1つの基準になっているらしく、20mmを切ってくると入院の可能性がかなり高まってくるそうです。
特に肺の機能がまだ未完成な34週未満の方であれば、更に入院の可能性は高くなります🏥
逆に妊娠34週以降であれば早産になった場合でも人工呼吸器を使わずに呼吸できる可能性が高いので、1つの退院の目安となるとのことです。

②お腹の張りはあるか
1日に数回張る程度や、安静にしていれば張りがおさまるのであれば心配する必要はありません。
しかし、 1時間の間に間に5、6回以上張る場合や、10分おきに張りがくるなど、陣痛のようなリズムがある場合、または張るだけでなく痛みを伴う場合は、入院の可能性が高まります⚠️
このような場合は子宮頸管も短くなっている事が多いので、総合的な判断により入院が検討されます。

③出血はあるか
私の場合は1人目の時も2人目の時も出血があり切迫早産と診断されました🩸
特に1人目の時は切迫早産の知識もなく、それまでの妊婦健診で注意されるされることも、自覚症状も全くなかったので、出血し急いで産院へ行ったところ「切迫早産のため明日から仕事は休んでください」と言われてビックリ!
そのまま休職になりました…
1人目休職エピソードは詳しく下記の記事にまとめてあるので「傷病手当の申請方法」など知りたい方はこちらも合わせて読んでみてください!

ちなみに2人目の時は28週あたりから少量の出血が続いていましたが、子宮頸管は30mmあったので、切迫早産の診断には至りませんでした。
しかし、31週の頃おりものシートに500円玉くらいの出血があり、受診したところ子宮頸管は20mmで即入院となりました💦
鮮血(真っ赤な血)で出血量が多ければ、子宮頸管の長さも考慮し、入院になる可能性が高いです🏥
緊急度の高い出血を確認しておきましょう!
④初産or経産婦
上の子が居るかどうかというのは、入院を検討する上で重要になってくる点だと感じました。切迫早産の時に1番大切なのが、とにかく安静にする事です!
上の子の年齢にもよりますが、子どもが居れば安静にできない場面が必ず出てくるはずです。特に私の場合は長男がまだ1歳だったので、安静にするのは難しいと判断されました。
また、初産婦に比べ、経産婦の方が切迫早産のリスクは高く、出産を経験したことで、子宮頸管が少しやわらかくなっていたり、短くなりやすかったりすることがあります。
上の子の事が心配でしたが、自宅に帰れば抱っこは必須なので、これも入院の決め手となりました。

長男と会えないのは想像以上に寂しかったです🥲
まとめ
今回は、「1人目は自宅安静で乗り切れたのに、2人目ではまさかの入院…。」という私の経験をもとに切迫早産で入院になる基準について調べてみました🔍
入院になるかどうかの基準は病院や担当医によっても変わってくると思いますが、1つの目安として、参考にしてもらえたら嬉しいです♡
切迫早産と診断され、不安な方なママも多いと思いますが、実際に早産に至る確率は約5~6%程度と言われています👶
切迫早産の診断を受けた場合でも、医師の指示に従い、しっかり対処すれば症状が改善されることも多いです。
私も現在入院中で自由に動けずもどかしいですが、赤ちゃんに会える日を楽しみに、自分をいたわって過ごしています🌷一緒に頑張りましょう!